パイプと板金・製罐加工で事業拡大、マザックのレーザ加工機で合理化に挑む。
どのような経緯でマザック機を導入されたのですか?
2000年前後から、食品機械のフレーム加工などの仕事が増えてきました。水回りで使われる機械が多いので素材は主にステンレスです。
当時は現場で職人さんが自分で型紙を作って鉄板を切るという作業が当たり前のように続けられていました。その光景を見るたびに「なんと非効率なことをしているのだろう」と感じていました。合理化策を求めてあれこれ考えていた矢先に、マザックのテクノロジーセンタでレーザ加工機の展示会が開かれることを知りました。業界でも実用的なレーザ加工機が話題になり始めていた時期です。そこで、当時販売されていたSPACE GEAR-48 Mk Ⅱをはじめて見て、ほかのメーカーにはなかった、板金切断とパイプ加工が1台のレーザ加工機に集約されていることに惹かれ、迷わず購入を決めました。